2023年5月7日Information Pregnancy loss

International Bereaved Mother's Day (お子さんを亡くした母の日)に寄せて

母の日は例年5月の第2日曜日ですが

5月の第1日曜日は何の日でしょうか?

答えは、子供を亡くした母の日(International Bereaved Mother's Day)です。

今年は本日5月7日ですが、ご存知でしたか?




私も流産を経験するまで全然知りませんでしたが

自分が経験すると急にアンテナが作動し

色んな関連情報が入ってきます。

ピンクブルーリボンも然りです。



このInternational Bereaved Mother's Dayは

お子さんを亡くした経験のあるお母さん

(広義には、子供を授かることができなかった方も含む)

想いを寄せる日となっています。



私は職業柄、病院でお子さんを亡くされた直後のお母さんの悲痛な叫びを

目の前で見たことが何度もあります。

乳児の火傷での死

小学生の交通事故

中学生のお子さんの飛び降り自殺

お子さんを亡くし泣き叫んでいるお母さんを見て

「どんなに辛いだろうか」と心を痛め

「その後どうされているだろうか」と何度も思い出しました。




その当時は母親にはなっていなかったのですが

いざ自分が妊娠し、出産し、子育てをしてみると

また流産や子宮外妊娠を経験してみると

その当時想像していた辛さより

何十倍、何百倍も辛いことだろうなぁと感じるようになりました。

以前よりお子さんが亡くなったニュースにもすごく敏感になりました。


お子さんを亡くすというのは耐えがたい、最も悲しい経験です。



でもお子さんがたとえ生まれてこれなかったとしても

現在生きていなくても

その子の母親であることには変わりがありません。

この5月の第1日曜日に我が子を毎年思い出したり、悲しんだりする日にしましょう

自分のことも労ってあげましょう

ということなのですが、設定してくれた人に感謝です!



家族や友人にお子さんを亡くした母親の方がいらっしゃる場合は

お花やカードをあげてもいいかもしれません。

言葉のチョイスは難しいとは思いますが

「亡くなった我が子のことを覚えていてくれる」

それだけで、とても嬉しいと思います。



英語のサイトではありますが、

「こんな言葉をかけたらいいよ」というのが載っていましたので

ご紹介させていただきます。

1) “You and your child are always in my thoughts.”

2) “I can’t imagine how you’re feeling, but I want you to know that I’m here for you.”

3) “I wish I had the right words, but sometimes there are no words to describe how sorry I am.”

4) “Grief is a journey, and I’ll be with you every step of the way.”

5) “You’re not alone in this. I’ll be here for you.”

6) “I will never forget your child.”

7) “I am praying for you and your family.”

8) “Your child will always be in my heart.”

9) “Grief can be so isolating, but please know that you are not alone.”

10) “If there is anything I can do to help, please don’t hesitate to let me know.”

25 Ideas To Support Bereaved Mother’s Day For 2023


個人的に、こういう言葉かけは英語の方がしやすいと感じています。

日本語に直訳するとちょっと陳腐な響きになってしまうので

あえて日本語には訳しませんが、使える部分はあるかと思います。

参考にしてみてください。

ではまた!