【保存版】20-40代で乳がん|妊孕性温存療法の情報リンク5選
乳がんの告知をされた時は、当然ながらパニックになります。
若くして乳がんになると
「生きられるのか?」
と同時に
「将来、子供が産めるのか?」
と、妊孕性のことまで心配しなければいけません。
辛いですよね。。
将来、自分の子供を授かる可能性を残すために
がん治療前に、卵子や精子、受精卵、卵巣組織の凍結保存を行う治療を
妊孕性温存療法と呼びます。
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この妊孕性温存療法については、情報提供に病院格差、地域格差があり
その選択肢を知らずに治療を開始する方もいらっしゃいます。
またこの妊孕性温存は
AYA世代に特化して考えがちですが
40代前半で、子供を授かることを希望しているケースもあります。
妊孕性を考えるにあたり
乳がんのステージやサブタイプ
何歳であるか
未婚であるのか、既婚であるのか
パートナーはいるのか、いないのか
挙児希望があるのか、ないのか
既にお子さんはいるのか、いないのか
など詳しく聞いていく必要がありますが
主治医の判断で、説明を省く場合があります。
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例えば、30代後半で、既にお子さんがいる場合
主治医が勝手に「もうお子さんは望んでいないだろう」と判断し
情報提供をしない場合があります。
逆に、40代で未婚の場合
主治医が勝手に「もうお子さんを産むのは無理だろう」と判断し
情報提供をしないことも考えられます。
また離婚しているけれども、新しいパートナーができ
その人との間にお子さんを望んでいる場合もありますが
ちょっとなんだか言い出しにくい雰囲気があったりもします。
治療する医師としては
命を助けることに重きを置いているため
患者さんの妊孕性の希望について、じっくり時間を割いてくれない。
でも患者さんにとっては
・子供が大好きで、将来絶対子供が欲しいと思っていたのに...
・昔から子供は3人欲しかったのに...
など、色々想いはあるわけです。
残念ながら、外来でじっくり、人生観や価値観を聞いてはもらえません。
主治医には言い出しにくい上に
パートナーに言ったところで「命の方が大切だ」と言われ
それ以降言い出せなくなった、というお話も聞きます。
誰にも言えないけれど
論理的に説明できないけれど
「あぁ、子供が欲しかったのに」
と思う気持ち、私にはよくわかります。
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命はもちろん一番大切ですが、他に大事なこともある。
ご本人が納得する選択をしてほしいと思います。
(かといって、乳がんで亡くなることは全力で阻止したいです。。)
情報を整理し、自分の状況や価値観に照らし合わせて
納得する自己決定をして欲しい。
そのために、まずは情報収集。
どこにどんな情報があるのか?について簡単にまとめました。
小児・若年がんと妊娠
色々なパンフレットがダウンロードできますが
<乳がん治療にあたり、将来の出産を希望の患者さんへ>が特におすすめです。
どんな流れなのか、がわかりやすくまとまっています。
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がん治療と妊娠 地域医療連携
https://j-sfp.org/cooperation/
どこでやっているのか?
お住まいの地域での、がん治療施設、生殖医療施設を見ることができます。
大学病院は両方載っていることが多いので、病院内で連携してもらえます。
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聖路加病院 妊娠とがんホットライン
https://hospital.luke.ac.jp/guide/aya/hotline.html
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平日9-17時まで、電話相談ができます。
※相談は無料ですが、通話料がかかります。
これまではプロのサポートになりますが
ここからはピアサポートや経験談が載っているところを載せていきます。
若年性乳がんサポートコミュニティ Pink Ring
「MY STORY〜私の選択〜妊よう性温存についてAYA世代乳がん体験者10人の物語」では
色々な方のケースを紹介してくれています。
経験談を読みたい方は、こちらのページからダウンロードができます。
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NPO法人 健康と病いの語り ディベックス・ジャパン
乳がんの語り>テーマ別>生活>妊娠・出産への思い
https://www.dipex-j.org/breast-cancer/topic/life/ninshin
妊娠が可能な年齢に乳がんとなった人たちの妊娠・出産に対する思いと
実際に出産された人の体験についてのインタビュー動画がご覧になれます。
何かまた新しい情報がありましたら、都度アップデートしていきます。
たとえ結果が変わらなくても
考えたり、悩んだりしてもいい。
誰かに話を聞いてほしい。
でも周りに相談できる人いないなー、という方
私でよければ、お話を伺います。
乳房コンサルティングページから
お問い合わせください。
![](http://satokofox.com/wp-content/uploads/2022/05/satoko.jpg)