乳がん術前の画像検査- 第13回目助産師さんグルコンを終えて
こんにちは!乳腺放射線科医のSatokoです。
10月27日(金)に「乳がん術前の画像検査」をテーマに助産師さんとグルコンを行い
12名の助産師さんがリアルタイムで参加してくださいました。
9月はセミナー「乳がんホルモン療法の副作用とその対策」と合同で
通常通りのグルコンはなかった上
9月から10月にかけて、日本に一時帰国したり、ブラジルの学会に行ったり
コロナに感染したりして、忙しくしていたこともあり
かなり久しぶりのグルコンな感じがしました。
でもいつも参加してくださる方々が参加してくれていて
なんだかホッとして嬉しくなりました。
本題に入る前に
ブラジルでの学会の学びや旅の様子(イグアスの滝のビデオ等)もシェアさせていただきました。
「乳がん術前の画像検査」
乳がんと診断されてから、次々と組まれる画像検査。
患者さんは乳がんと診断されたばかりでパニックになっていますが
主治医は早くステージングをして、オペ日を抑えたい!
あまり説明もないまま、どんどん術前の検査が進みます。
同じようなトンネルに入るようなMRI検査とCT検査、何が違うの?
どっちが被ばくして、どっちがしないの?など
わかっていないことが大半です。
また術前の画像検査は、施設間でばらつきがあり
やる検査、やらない検査がけっこう違うんですね。
【内容】
・乳がんの診療の流れ おさらい
・MRI
・CTとPET/CT
・骨シンチグラフィー
・胸部単純X線写真(レントゲン)
・心エコー
どのような場合に行い、何をチェックしている検査なのか
造影剤アレルギーについても説明しました。
何故か痛みの話になり、
どのくらい痛いのか、どうやって寄り添えばいいのか、などのディスカッションも行いました。
今年はあと2回。
11/24(金) 21時半〜 「センチネルリンパ節生検」
12/22(金) 21時半〜 「脇のしこり 副乳との鑑別」
※サマータイムが終わるので、時間が変更になります。
をテーマに行なっていきます。
\助産師さんに乳がんの勉強ができる場を/
あなたも仲間に加わって、一緒に勉強しませんか?
普段聞いてみたいこと、リクエストいただけたらグルコンで取り上げていきますよ。
講座やグループにご興味のある方は、こちらのページをご覧ください。