乳腺膿瘍のケア- 第23回目助産師さんグルコンを終えて
こんにちは!乳腺放射線科医のSatokoです。
本日10月のグルコンを行い、今回は「乳腺膿瘍のケア」について取り上げました。
きっかけはある助産師さんから、乳腺膿瘍の症例に対しての個別相談を受けたこと。
助産師さん及びお母さんは授乳をやめたくないのに、先生からは「すぐに授乳をやめてください」と言われ、困ったとのことでした。
最近は、乳腺炎や乳腺膿瘍になっても可能な限り授乳を継続しよう、と指導すべきで、またその方が治りも早いわけですが
やはりドクターからすぐ授乳をやめるよう言われてしまうこともあります。
乳腺炎から乳腺膿瘍に移行してしまうと、切開しないといけないし、通院が頻繁になったり、入院することになったり。
お母さんにもたくさんの負担がかかってしまいます。
内容
・乳腺膿瘍の種類
・乳腺膿瘍ってどんな超音波画像なの?
・切開の仕方や穿刺部位の決め方
・切開、排膿後の治療、ケアは
・授乳を継続するつもりでも… 実際起こりやすい問題とは
・乳腺炎の診療は得意でない乳腺外科医
挙手につぐ挙手!
今までで一番皆さん発言が多く、長い間困っていたことや知りたいことがたくさんあったのだろうなと。
このテーマ、取り上げてよかったです!!
助産師さんの経験談もたくさんシェアしていただき、私も勉強になり、実りの多い会でした!
気になる方は、グループに参加してアーカイブをご覧くださいね。
来月はのグルコンは、11/14(金)21:30〜
「肉芽腫性乳腺炎」について取り上げます!
\助産師さんに乳がんの勉強ができる場を/
あなたも仲間に加わって、一緒に勉強しませんか?
普段聞いてみたいこと、リクエストいただけたらグルコンで取り上げていきます。
講座やグループにご興味のある方は、こちらのページをご覧ください。