第32回乳癌画像研究会のセミナー発表を終えて
この週末、2/4-5に行われた乳癌画像研究会
数えてみると5年ぶりでしたが、発表を無事(?)終えました!
反省点も含めて、いくつか振り返ってみたいと思います。
準備を始めるのが遅かった
セミナー担当の依頼を受けたのは、10月でしたが
いつも何かに追われており、なおかつビハインドな私は
日本の一時帰国から帰ってきた、1/12から準備を始めました。
気持ちとしてあったのは、「10分の発表だから、スライドにそんなに時間はかからないであろう」
という甘い考え。
でも準備はそれなりにかかりました・・・。
また風邪をひいた
先々週に娘がまた風邪をデイケアからもらってきてしまい
また娘→私にうつるという鉄板の流れ!!
そして、私が熱を出してしまい、先週末の二日間、寝ていました。
娘のデイケアでコロナの子が出る
火曜日の夜に、デイケアのオーナーから電話があり
「◯◯がコロナになっちゃった!コロナの検査して、陰性でも念のため明日は家でみて!」
と言われる。
ちーん・・・。
水曜日はスライド作りに集中する、と決めていた私の予定は総崩れになったのでした。
発表時間は10分なのに、内容は盛りだくさん
私の与えられたテーマは「石灰化病変のMRIとトモバイオプシー」。
ちょっと10分で発表するの無理なんじゃないかな?
という内容で、かなりスライドを削りましたが
練習でやってみると、12分。
解決策は、「は、早口でしゃべる・・・?」
タイトなスケジュール
皆さん発表時間は10分で、質疑応答もあまりなく、どんどん進行していく様子。
セッションとセッションの間の休憩もなし。
ちょっとでも時間をオーバーしたら、ずっと先まで悪影響が出そう・・・。
時間通りに終わらせなきゃ、というプレッシャーを感じていました。
zoom操作のプレッシャー
現地参加とオンライン参加のハイブリッド開催でしたが
ほとんどの先生が現地参加で発表されていました。
私はアメリカからオンライン参加だったので
事前に設定を確認するミーティングに出て
それから本番のzoomリンクに入って待つ、という流れでした。
zoomでの発表はごまんとやってきましたが
自分で勝手にやるセミナーとは全然違い、時間がタイトだし失敗してはいけない!
プロの集団がサポートする、ウェビナーの裏方に入って待っていると、独特の緊張感が流れており
「配信事故」という4文字が頭をよぎりました。
本番のスケジュールはビハインド
私の参加するセッションに入ってみると、
なんとまだ前のセッションをやっており
始まりの時点で、10分ほど進行が遅れているようでした。
尚更、「時間通りに終わらせなければいけない」というプレッシャーを勝手に感じてしまいました。
家族のプレッシャー
カリフォルニア時間で打ち合わせは17時10分。
いつ乱入してくるかわからない3歳児を抱えている私は
旦那さんにお願いし、子供3人と一緒にレストランに行くようにしてもらっていました。
セッション開始は17時40分からの予定でしたが、遅れている!
私の前に3人の先生が発表する予定で、誰かが超過すれば、それだけ自分の時間も遅れてしまう。
「19時まではできたら帰ってこないで」と伝えていましたが
どうなるかわからない。
内心ソワソワしていました。
本番、キースライドを飛ばしてしまう
そんな様々なプレッシャーを勝手に感じていた自分。
練習の時にもやってしまいましたが
大事なスライドを一枚飛ばして発表を終えてしまいました・・・。
理由は急いでいて、スライドをめくる時にボタンを2回押してしまうこと。
気をつけようと思いながらも
本番にもやってしまいました!!!
なおかつそれを本番発表中に気づき、戻ろうか考え、0.3秒ほど固まりましたが
結局戻らずに終わりました。
良かったこと
画面上に私の顔が映ると
座長の久保田先生が「久しぶり〜」というように
手を振ってくださいました。
また発表の後、共同演者の技師さんが連絡をくれ
・いつも通り楽しい発表だった
・セミナーいっぱいやっているから、前よりスキルアップしていた
と言ってくれたことでした。
まとめ
思えば、今まで発表を頑張っていた私は独身でしたが
育児と両立しながらの準備や発表は難しい部分もありました。
でもいつも100点満点の発表はできるわけもなく
そんなことにも慣れているので
終わったことにクヨクヨするのではなく
今回の反省点を次に活かしたいと思います!
久しぶりの発表の機会を下さった先生方や
共同演者の技師さんに厚く御礼申し上げます!
オンデマンド配信は2/10-3/5です!
(参加登録も3/5まで)
私のあわてんぼうな発表も是非ご覧ください(笑)
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