1年前のセミナーの舞台裏
昨日、変なメッセージが送られてきました!
「出会ってまだ1年なんですね♡」
一瞬、変なおじさんからのspamメールかと思いましたが(笑)、
送り先は、以前セミナーで何回もご一緒した永田美香さん。
昨年6月19日に
アメリカにお住いの乳がん、卵巣がん、子宮がん患者さんを日本語でサポートする団体Japanese SHAREで
ウェビナー「もっと知りたい乳がん検診〜画像検査で早期発見」を開催しました。
美香さんはそのセミナーで私の存在を知り、セミナー直後に熱いメッセージをくださいました。
その後トントン拍子で一緒にセミナー『授乳期乳がんについて考える』を開催することになったりしたのですが
「あー、あれから一年経ったんだ。」
と振り返るきっかけをくれたメッセージでした。
そのウェビナーには350人以上参加してくださり、プレゼンテーションの出来栄えも満足のいくものでしたが
舞台裏は大変なものでした。
グリーフからの回復途中
私は4月に3回目のpregnancy loss(稽留流産)を経験し、うつ状態となってしまったため、
4月、5月は仕事をほぼお休みしていました。
6月にこのウェビナーが決まっていたので、6月に入ったら準備しなきゃしなきゃと思いながら
4-5月を過ごし、結果的にはなんとか間に合わすことができました。
でも6月に入ってからはけっこう切り詰めて準備をしました。
子育てとの両立
当時、娘さんはまだフルタイムで保育園に行っておらず
平日はお昼過ぎになったら帰ってきていました。
まだまだ手のかかる年齢(1歳半)で、娘さんが家にいると準備ははかどらず
またセミナー当日もシッターさんをお願いしていましたが
私の姿が見えるのに相手をしてもらえないので、セミナーの最中も号泣していました。
旦那さんの理解
今でこそ私の活動を応援してくれていますが
そのセミナーは「寄付」という形で無料であったため
私は膨大な時間を使い、無料のセミナーの準備をしていること。
その間娘さんの面倒を見ず、旦那さんや第三者にお願いしていること。
またその費用は高いこと。
これらのことから、旦那さんはあまりセミナーそのものの応援をしてくれていなかったように思います。
セミナー後の質疑応答の時間で、旦那さんが娘さんの号泣に耐えきれなくなり(シッターさんはもう帰っていた)
邪魔をされたのを今でも覚えています(恨んでいます笑)。
過去の自分との比較
私は留学前、お金を頂いてセミナーをする立場にいました。
2018年2月にある研究会でランチョンセミナーをする機会をいただき、大勢の方に聴いていただきました。
セミナー後に直接、またアンケートで100人以上の方からポジティブフィードバックをいただき
とても嬉しかったのを覚えています。
ひょんなことからそのアンケートを産後に見つけ
ちょうどアイデンティティクライシスになっていた時だったので
昔の自分を羨ましく、辛く思ったこともありました。
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しかしまたJapanese SHAREのセミナーで、約100人の方からアンケートでの感想・お褒めの言葉をいただいたり
セミナーをきっかけにたくさんの方が私のFBグループに入ってくださり、FBグループ上でお茶会の中で話したり。
産後初めて人の役に立ったと思えたひとときでした。
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去年のセミナーは
産後に失ったキャリアを悲しんでいた自分
グリーフから回復途中でありながら、頑張って準備した自分
にとって、大変意義深いものでした。
1年を振り返って
上手くいっていないことも多々ありますが
1年を振り返って、私よく頑張ったなぁと素直に思います。
あれからセミナーもたくさん行い、pregnancy lossのピアサポート活動も始め
ウェブサイトも完成しました。
1年前のセミナーをきっかけにつながり、応援してくださる方もたくさんいらっしゃいます。
他人と比べるのではなく、過去の自分と比べるのが大事って言いますもんね!
これからもぼちぼち頑張っていきますので
どうぞよろしくお願いします!