2025年7月16日Information Pregnancy loss TOP-contents メディア掲載

連載「女性医師×経験者が考えるペリネイタルロス」全10回まとめと振り返り

日本看護協会出版会のウェブメディア『教養と看護』で、2024年7月から始まった連載「女性医師×経験者が考えるペリネイタルロス」の最終回が本日公開されました!

私がペリネイタルロス(流産・子宮外妊娠)を経験したのは、2020年10月から2021年4月にかけて。
いずれも38歳の時でした。

それから4年以上が経ち、ようやく涙を流さずに、少し客観的な視点も加えて書き終えることができ、
今振り返ると、執筆のタイミングとしてちょうどよかったのかもしれません。

この連載では、自分自身の体験をあらためて言語化したり、ピアサポートグループで耳にした悩みを紹介したり、そこから考えるプレコンセプションケアの大切さについても触れました。

連載のテーマは以下の通りです:

1. 私が流産後に最も知りたかったこと

2. 経口中絶薬 稽留流産での使用経験から

3. 低確率でも油断禁物 知識が手遅れを防いだ異所性妊娠(子宮外妊娠)

4. 悲しみの深さはお別れしたときの妊娠週数に比例する?

5. ペリネイタルロスを打ち明けられたら?

6. 「不育症」とわかってどん底 焦らずゆっくり社会復帰

7. 2人目問題「きょうだいはいた方がいい」の呪縛

8. ペリネイタルロス経験者のリアルなお悩み ピアサポートの現場から

9. 日本vs海外 ペリネイタルロスをメディアで見かける頻度の違い

10. 不妊やペリネイタルロスを含んだ性教育のススメ

ペリネイタルロスを経験された方や、そのご家族・パートナー、また支援する立場にある医療者・行政関係の方々にとって、少しでも参考になる内容であれば幸いです。

そして、毎回丁寧に心あるフィードバックをくださった編集の森本さん、本当にありがとうございました。



引き続き、細く長くピアサポート活動を続けていく所存です!



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お腹の赤ちゃんを急に失った悲しみに寄り添い、心をケアする体制がまだまだ整っていません。
最近経験して気持ちの行き場がない方、かなり前に経験したけれど、消化できていない方。泣いたり、話したり、聞いたり、なんでもよし。
ご都合の合うタイミングで参加していただければ、と思います。