炎症性乳がん - 第4回目助産師さんグルコンを終えて
ついにやってしまった!!
朝5時にアラームをセットしたつもりが、夜5時にセットしており、目が覚めてスマホを見ると5時57分...
「えっ、グルコン5時半からなのに!」
LINE上でたくさんの人から連絡をもらっていた。
頭が真っ白になりながら、上の服だけ着替え、パソコンに向かう。
LINEのグループに「すみません、寝過ごしました今から入ります」とメッセージし、zoomを開くと
心配しながら、たくさんの助産師さんが待っていてくれました!
「すみません、すみません、本当にすみません!」と平謝りをしているうちに、徐々に戻ってきてくれ
申し訳ないやら、ありがたいやら、30分遅れで開始。
16人も辛抱強く待ってくれていました。
本当にありがとうございます!
本日のテーマは「炎症性乳がん」
紹介した症例写真のリンクはこちら
ミニ講座のあと
助産師さん二人に過去に「あの人、炎症性乳がんだったのかな?」と思う症例の経験をシェアしていただきました。
どちらも「何か変だな」と思いながらも、乳腺外科にもかかっていた症例。
経過や、その後お亡くなりになった連絡をいただき、それからずっと心を痛めているということも伺いました。
改めて、炎症性乳がんの診断の難しさや予後の悪さを痛感したお話でした。
画像や病理を見たわけではないですが、おそらく二例とも炎症性乳がん。
一人の方はおそらく乳がんに乳腺膿瘍も合併していた、ややこしい症例。セカンドオピニオン、サードオピニオンまで行っています。
もう一人の方は、発赤はなく、でも触診上乳房がゴムボールのような感触で重たい感じになって、それが広がっていった、その感覚は知っていて欲しいと教えてくださいました。
典型例でなかった時に、診断は更にまた難しくなりますね。
もし同じような症例に出くわした時に、この知識を生かして
助産師さんから医師に「炎症性乳がんかもしれないから、皮膚のパンチ生検をしてください」と伝えるのは難しいけれど
一時気まずくとも、患者さんのためになる、というお話もさせていただきました。
誰のためって患者さんのためですからね!
私は風邪っぴきで、咳をしながらの会でしたが
温かい言葉もかけてくださり、
「助産師さんって本当に優しいよなー、さすが助産師さんだよなぁ」と感動するばかりでした。
今度から寝過ごさないよう、最新の注意を払うとともに
助産師さん、その背景にいる患者さんの役に立てるような知識をシェアしていきたいと思います!
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