2022年6月21日Breast Awareness Pregnancy loss

1年前のセミナーの舞台裏

昨日、変なメッセージが送られてきました!

「出会ってまだ1年なんですね♡」


一瞬、変なおじさんからのspamメールかと思いましたが(笑)、

送り先は、以前セミナーで何回もご一緒した永田美香さん。


昨年6月19日に

アメリカにお住いの乳がん、卵巣がん、子宮がん患者さんを日本語でサポートする団体Japanese SHAREで


ウェビナー「もっと知りたい乳がん検診〜画像検査で早期発見」を開催しました。




美香さんはそのセミナーで私の存在を知り、セミナー直後に熱いメッセージをくださいました。

その後トントン拍子で一緒にセミナー『授乳期乳がんについて考える』を開催することになったりしたのですが

「あー、あれから一年経ったんだ。」

と振り返るきっかけをくれたメッセージでした。

そのウェビナーには350人以上参加してくださり、プレゼンテーションの出来栄えも満足のいくものでしたが

舞台裏は大変なものでした。



グリーフからの回復途中

私は4月に3回目のpregnancy loss(稽留流産)を経験し、うつ状態となってしまったため、

4月、5月は仕事をほぼお休みしていました。

6月にこのウェビナーが決まっていたので、6月に入ったら準備しなきゃしなきゃと思いながら

4-5月を過ごし、結果的にはなんとか間に合わすことができました。

でも6月に入ってからはけっこう切り詰めて準備をしました。



子育てとの両立


当時、娘さんはまだフルタイムで保育園に行っておらず

平日はお昼過ぎになったら帰ってきていました。

まだまだ手のかかる年齢(1歳半)で、娘さんが家にいると準備ははかどらず

またセミナー当日もシッターさんをお願いしていましたが

私の姿が見えるのに相手をしてもらえないので、セミナーの最中も号泣していました。



旦那さんの理解


今でこそ私の活動を応援してくれていますが

そのセミナーは「寄付」という形で無料であったため

私は膨大な時間を使い、無料のセミナーの準備をしていること。

その間娘さんの面倒を見ず、旦那さんや第三者にお願いしていること。

またその費用は高いこと。

これらのことから、旦那さんはあまりセミナーそのものの応援をしてくれていなかったように思います。

セミナー後の質疑応答の時間で、旦那さんが娘さんの号泣に耐えきれなくなり(シッターさんはもう帰っていた)

邪魔をされたのを今でも覚えています(恨んでいます笑)。



過去の自分との比較

私は留学前、お金を頂いてセミナーをする立場にいました。

2018年2月にある研究会でランチョンセミナーをする機会をいただき、大勢の方に聴いていただきました。




セミナー後に直接、またアンケートで100人以上の方からポジティブフィードバックをいただき

とても嬉しかったのを覚えています。

ひょんなことからそのアンケートを産後に見つけ

ちょうどアイデンティティクライシスになっていた時だったので

昔の自分を羨ましく、辛く思ったこともありました。


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しかしまたJapanese SHAREのセミナーで、約100人の方からアンケートでの感想・お褒めの言葉をいただいたり

セミナーをきっかけにたくさんの方が私のFBグループに入ってくださり、FBグループ上でお茶会の中で話したり。

産後初めて人の役に立ったと思えたひとときでした。


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去年のセミナーは

産後に失ったキャリアを悲しんでいた自分

グリーフから回復途中でありながら、頑張って準備した自分

にとって、大変意義深いものでした。


1年を振り返って

上手くいっていないことも多々ありますが

1年を振り返って、私よく頑張ったなぁと素直に思います。

あれからセミナーもたくさん行い、pregnancy lossのピアサポート活動も始め

ウェブサイトも完成しました。

1年前のセミナーをきっかけにつながり、応援してくださる方もたくさんいらっしゃいます。

他人と比べるのではなく、過去の自分と比べるのが大事って言いますもんね!

これからもぼちぼち頑張っていきますので

どうぞよろしくお願いします!