医学書院『助産雑誌』連載「実践的おっぱい講座」全10回、完走しました!
こんにちは!乳腺放射線科医のSatokoです。
2024年1月から隔月で連載していた、医学書院『助産雑誌』での「実践的おっぱい講座」が、ついに10回目を迎え、無事に完結しました!
乳がんや授乳期のトラブルについて、臨床で役立つ視点を助産師の皆さんと一緒に深めたい
──そんな思いで書き始めたこの連載。
毎回、実践的なテーマを掘り下げながら、楽しく執筆させていただきました。

各回のテーマはこちら
1回目:豊胸術後の母乳育児支援
2回目:脇のしこり 副乳とリンパ節腫大
3回目:AYA世代乳がんの特徴と妊孕性温存
4回目:乳がん治療後の母乳育児支援
5回目:ブレスト・アウェアネスの啓発
6回目:授乳中にしこりを触れたらスペース検査.診断の流れ
7回目:医療介入の必要な授乳期の融合トラブル 乳腺炎、乳腺膿瘍
8回目:授乳期における乳房疾患の多職種連携を目指して
9回目:乳がんと向き合う女性のために あなたにもできるサポートを探そう
10回目:助産師として乳がんにどのように関わっていけるのか
毎回、〆切前はけっこう大変でしたが
- 原稿を書き終えたとき
- 漫画のラフが届いたとき
- 初校が届いて赤入れをしたとき
- 雑誌が発売され、自宅に届いたとき
そのたびに、達成感と喜びがありました。
編集に携わってくださった栗原さん、毎回あたたかく伝わる漫画に仕上げてくださった加納さん、本当にありがとうございました!

打ち上げランチ会の様子
また、この連載は、ピンクリボン助産師アカデミーの仲間たちと一緒に学びながら作り上げてきたものでもあります。
日々のディスカッションや講座の中でいただいた声や気づきが、記事づくりの大きなヒントになりました。
皆さまに心から感謝しています!
ピンクリボン助産師アカデミー
乳がん・授乳期のトラブル・乳房の健康について、助産師が学び、語り合えるオンラインコミュニティです。
最新の知識をわかりやすく共有しながら、現場に活かせる力を育てています。
興味のある方は、こちらをご覧ください↓
助産師さんが乳がんの勉強をすることで救える命があります

ピンクリボン助産師アカデミー
受診が遅れ、ステージが進行している妊娠・授乳期の乳がん授乳期乳がんの予後が悪いと言われています。
授乳期の乳がんを早期発見するために何かできることはないのか?と考え、助産師さんに特化した学習の場を提供し、継続的な学習をサポートしています。
一緒に学び、少しずつ社会を変えていきませんか?
引き続き、助産師の皆さんと一緒に「おっぱい」の知識とケアを深めていけたら嬉しいです。
今後ともどうぞよろしくお願いします!