「乳がんと告知されてから食べ物と運動変えた?」ご参加ありがとうございました!
元歯科医で現在ヘルスコーチの寧子さん
アスレティックトレーナーの美香さんをお招きして
座談会「乳がんと告知されてから食べ物と運動変えた?」
を開催しました。
お二人とも乳がんサバイバー5年生!
告知された時の状況や告知された後の食事の見直し
化学療法中の運動や術後の運動
治療法の選択の心得
など、大変勉強になる内容でお送りしました。
お二人とも告知された時には
「まさか私が?」というよりかは「なんで今?」という感じだったらしいです。
告知された後はやはり乳がんになった原因を色々考え
寧子さんは一時期食事を気にしすぎ
家族全員からブーイングが出たため、
それから何事もバランスだ、と考えるようになったそうで
病院の栄養指導の先生がイケてなかったこともあり、ご自身で勉強され、ヘルスコーチに。
術後は乳がん術後の運動の知識があるトレーナーに出会えなかったため
運動をしなくなり、五十肩でしばらく苦しんだそうです。
五十肩になると、フォローアップのマンモグラフィもMRIも辛い!
一方、美香さんは職業柄ヨガの先生やトレーナー仲間が多かったこともあり
入れ替わり仲間が手伝ってくれ、運動が継続できたそうです。
動き方がわかっている美香さんでもケモブレインになってしまうと
どうやって動けばいいのか自分ではわからなくなってしまったため
伴走してくれる仲間の存在がありがたかったそうです。
また、治療法の選択についてもお話を伺いました。
私は大学病院のカンファレンスで、標準治療を選ばなかったために悪くなった状態で病院に舞い戻ってくる患者さんを定期的にみていたため
「何故、標準治療を選ばないのか?」というテーマが気になっていました。
お二人ともやはり知り合いから「抗がん剤は毒だからしないほうがいい」と言われたけれど
ご自分でもしっかり勉強し、ご自身で納得してから標準治療を選択。
「不安になるのは知識がないから。自分でもしっかり勉強し、疑問点は主治医にしっかり聞くこと」
と寧子さんはおっしゃっていました。
また、「自分の人生を見直すきっかけになったので、がんになって感謝している」としびれるような名言を最後に。
アーカイブ視聴はFBグループから↓
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次回は乳がんと食べ物と運動シリーズ第三弾
「乳がん再発リスクを減らせる食事と運動ってどんなの?」
管理栄養士のもっちーが帰ってきます!お楽しみに!