2022年4月5日Pregnancy loss ピアサポート+ を終えて 活動報告

お別れの日を決めるのは誰?

こんにちは!

私はpregnancy lossのピアサポートを主催しておきながら、自分もサポートを必要としているという変な人物です(笑)。

この前のピアサポートグループで心のつっかかりが取れたというお話をします。


私は流産を2回経験しましたが、アメリカに住んでいるため内服という選択肢があり、2回ともお薬(mifepristone, misoprostol)を飲みました。

主治医が勧めたから
家族も勧めたから
手術はしたくなかったし、より自然な形だったから

でも私は心のどこかで

自然に出てくるまで待ったほうが良かったのではないか?
私は子供たちを自分の都合で追い出したのではないか?


という気持ちがあったことに気づいたのです。


この間のピアサポートグループで「赤ちゃんが自然に出てきてくれたの。」という話を聞くとちょっと心がモヤモヤする、という気持ちを正直に話していました。

祥子さんは「世の中には自然派と呼ばれる人たちがいるからねー、お産もそうよねー。」と言ってくれ、話しているうちにでもなんでモヤモヤするんだろう?と思い始め、突き詰めると、前に述べたことに気づいたのでした。

当時も想像しました。

周りの環境が壊れていって、流されることになったら怖いだろうか?
でも赤ちゃんはもう生きていないんだ、だから大丈夫なんだ、と何回も自分に言い聞かせました。

状況を話していて、泣いてしまったけれど
えりこさんは「その時はその選択肢がベストだったから、気に留めなくていいと思う。」
と言ってくださり、心が軽くなりました。


初めての流産で、自然に待った場合

どれだけ出血するか?
どれだけお腹が痛くなるか?
その時一人だったら、娘の面倒を見れるのか?
病院に行くことになったら、どうするのか?

その頃、コロナ禍のパンデミックで病院に付き添いはNGでした。

色々考えた上旦那さんがいてくれる、娘の面倒をみてくれる週末に、薬を飲みました。

その日私はベッドでずっと泣いており、娘の面倒が見れる状態ではありませんでした。

お腹も痛くなり、出血もたくさんし、でも鎮痛剤を飲んでベッドでゆっくりできることで、より納得したお別れができた気がします。

でも自分で勝手にお別れの日を決めてしまった。

そのことを心のどこかで心苦しく思っていたのです。



サポートグループで自分の気持ちを正直に話したこと、それを受け止めてもらえたことで、心のわだかまりが軽くなりました。



お別れの日について、日本の場合はどうでしょうか?

稽留流産が疑われ、1週間後の再診で稽留流産と診断がついたとき、

待たせてくれる病院もあると思いますが、すぐ手術の日程が決まる病院もあるでしょう。

1週間経っても、「信じられない。もう少し待ちたい。」と思う方も多いのではないでしょうか?


日本でも2021年12月に経口中絶薬の承認要請が行われ、ニュースとなりました。

流産と中絶のお薬は一緒です。

だからこそ批判的な意見もあるようですが、それは決して楽してお別れすることではありません。

人工妊娠中絶を選んだ方も、心に傷を負っています。


私は日本にも薬物療法というグローバルスタンダードな選択肢を取り入れてほしい、と強く思っています。

薬物療法という選択肢があるアメリカでも、すぐに手術を選択する人もいるし、少し待って内服をする人もいるし、自然に出てくるまで待つ人もいます。

もちろん週数やその他の問題で、薬物療法の適応にならないかもしれないけれど

お別れの方法を選択できることで、少しでも納得したお別れができるように

日本でもお薬が承認されるよう願っています。






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